マイルの基礎知識

マイルとは？

マイルとは英語で距離の単位で利用されているますが、航空業界での「マイル」はポイントの単位として用いられています。そして、航空会社は それぞれ独自のマイレージプログラ（ﾎﾟｲﾝﾄｼｽﾃﾑ)を持っていて　飛行機に乗ったり、加盟店で買い物したりするとで 利用金額に応じてマイルを付与してくれます。例えば、「加盟店で100円利用するごとに１マイル付与」こんな感じで使われます。

ちょっと厄介なのがマイレージプログラムで、全世界共通だったら何にも混乱しないのですが、航空会社ごとに独自ルールで作っているポイントシステムなので、内容は似たりよったりですが異なるものになってます。日本で有名な航空会社と言えば《JAL》と《ANA》がありますが、この２つにも違いがあります。　一言で「マイル」と言っても使いやすかったり、使いにくかったり・貯まったマイルを お得な特典と交換したり・できなかったりと違いがあるんです。

クレジットカードのポイントプログラムも各カード会社ごとに異なるので、これと同じようなものってわけです。　友達にイキナリ「お前どこのマイル貯めてんの？」って聞かれてもドギマギしちゃだめですよ！

まず、マイルを貯める話をする前に「どの航空会社のマイルを貯めるのか？ 」を決めて、その航空会社のマイレージ会員登録を済ませる必要があります！　JALの場合は「JALマイレージバンク」ANAの場合は、「ANAマイレージクラブ」になります。　これに入会する事で会員のマイルを貯めた実績を確認したり、マイルを特典へと交換したりする操作を行う事ができます。※入会についてはクレジットカードを持っていなくても年会費無料で入会可能

マイルを貯める方法

�@フライトで貯める

これは、会員になっている航空会社の飛行機に搭乗すると、移動する距離やチケットの種別によって計算されたマイルが付与されます。１番大きくマイルが貯まるポイントなので、できるだけ利用したい所ではあります。

◆計算方法
【搭乗区間の区間マイル】×【利用運賃のマイル積算率】＝獲得できるフライトマイル
※搭乗区間については、あらかじめ 東京⇒大阪間 1,000マイル(例)など設定されています。
※マイル積算率は、ファーストクラス150％・ビジネスクラス125％・エコノミー70％など利用額が高い方が積算率は高くなる傾向にあります。

�Aクレジットカードで貯める

ANAやJALもクレジットカードを発行していて、それらのカードを利用すると(100円の利用ごとに1マイル付与)などマイルが貯まっていきます。マイルを貯めている航空会社が発行するクレジットカードを利用するのが、マイルを貯める近道になりますが、まったく関係の無い一般カードでも貯める事ができます。

例えば、楽天カードなどは100円の利用ごとに1ポイントもらえますが、
1ポイント＝0.5マイルに交換する事ができます。※交換する最小単位あり　

�B加盟店で買い物をする

レストランや家電量販店・ネイルサロンなどの加盟店で
会計時に会員カードを提示すれば、マイルが付与されます。

�Cネットショッピングではポイントモールを活用する

JAL派ならJMBモール・ANA派ならANAマイレージモールがあり、ポイントサイトを経由する事により上乗せポイントがあります。ここを利用する事でポイントの2重取り が完成します。

�D他社のポイントをマイルと交換する

Tポイントやnanacoポイントなど他社のポイントをマイルと交換する事ができます。多くの場合、交換手数料が掛かり1ポイントの価値が目減り しちゃいますので、あまりオススメできない方法です。

貯めたマイルの使い道

1番気になるのは この部分ですよね！貯めたマイルは、景品やクーポンなどと交換したり、座席をアップグレードしたりする事もできますが、どこの航空会社を選択しても基本は【特別航空券】を利用する事をオススメします。※特典航空券と言うのはマイルと引き換えにもらえる航空券の事です。

他の景品やクーポンに交換しても還元率なんて、大して上がりません！この【特別航空券】に交換するからこそ意味があるんです。行き先や時期を選べばマイルの価値をグイグイ　引っ張り上げる事ができるんです。※詳しくは後述します。

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