アマゾン・マスターカードとリーダーズカード|お得なのは?
2014年にAmazon公式のクレジットカード【amazon MasterCard クラシック】が発行されました!一時はシティーカードと提携して公式カードを発行していた時期がありましたが、1年足らず?あっという間に廃止になってしまいましたが・・・今度は三井住友カードとの提携で公式カードが復活です!
ちょうど、公式カードが無い期間 Amazonをお得に利用できるクレジットカードとして名を馳せたのが【ReadersCard・リーダーズカード】です。こちらはAmazon限定デポジットに交換すると実に1.80%も還元率がある事から、雑誌でもAmazonユーザーはリーダーズカード!などと紹介され 世間の評価を上げてきました。
そこで1つ疑問が湧きます? 公式カードと非公式カード「一体どっちがお得なの? 」
当然、公式カードの方が圧倒的 優位に立ちそうなものですが、どうもそうとは言い切れないようです。それでは、この2枚のカードを徹底比較していきますよ!
アマゾンマスターカードVSリーダーズカードの基本情報比較
まずは、この2つのカードの基本情報から比較してみてみましょう!
カード名 | amazon MasterCard クラシック:公式 | Readers Card(リーダーズカード) |
---|---|---|
還元率 |
通常利用:1.00% |
通常利用:1.50% |
ポイントの加算方法 |
100円利用ごとに10ポイント付与 |
月間のカード利用合計金額1,000円ごとに15ポイント付与 |
ポイントの利用方法 | 1,000ごとに100円のAmazonギフト券と自動的に交換され、1,000ポイントに満たない分は翌月に繰り越されます。 |
★Jデポ へ交換する場合 |
有効期限 |
ポイントを獲得してから4年間 |
ポイントを獲得してから24カ月 |
年会費 |
初年度:無料 翌年度:1,250円+税 |
初年度:無料 翌年度:2,500円+税 |
ポイントモール | 無し |
JACCSモールを経由で |
付帯保険 |
ショッピング保険 年間100万円限度 |
海外旅行保険:自動付帯 最高2,000万 |
◆比較@・・・還元率
還元率の決定的な違いは、公式カードがAmazon利用に対してだけ1.50%の還元率になるのに対して、リーダーズカードはカードショッピング全体の利用額の1.80%がポイントになるという事です。この差はかなり大きいです!例えばカード利用額が月間平均5万円でその内の2万円をAmazonで利用していた場合
【式】
公式:30,000円×1.00%+20,000円×1.50%=600円
リーダー:50,000円×1.80%=900円
同じ5万円カード利用していても、その差は300円になり、年間で考えれば3,600円にもなります。
◆比較A・・・ポイント
ポイントの端数が繰り越される公式カードに対して、リーダーズカードも月間の利用額合計に対してポイント計算してくれるので、両方ともポイント獲得に無駄がありません。引分け
◆比較B・・・有効期限
公式カード有効期限は4年間とじゅうぶん長い期間が設定されているので、ポイント失効のリスクはほとんどありません。対するリーダーズカードも2年間と期間はじゅうぶんありますが、Jデポに交換してからは3ヵ月間と極端に短くなってしまいます。交換のタイミングは自分で決定する事ができるので、そこまで不自由に感じる事はないかもしれませんが、公式カードに比べると、やや使い勝手が悪いと言えます。
◆比較C・・・ポイント利用方法
公式カードのポイントは毎月10日ころに1,000ポイントを100円分のAmazonギフト券に自動で交換してくれるので、手間が省けて便利です。めんどくさがり屋さん・忘れっぽい方に向いてます。一方、リーダーズカードはデポジットへの交換手続きをパソコンで申請しなければなりません。といっても数クリックで終わる作業ですが・・・公式カードの方が楽ちんといえます。
◆比較D・・・年会費
公式カードは、翌年度 いちおう年会費が掛かってくる仕様になっていますが、前年に1回でも利用実績があれば翌年度無料になるので、実質無料と言っても良いでしょう!リーダーズカードは、初年度無料・翌年度は2,500円も年会費が掛かってきてしまいます。※前年50万円以上の利用実績があれば無料になります。 少額利用であれば公式カードが有利ですし月に平均42,000円以上利用する予定があるなら断然リーダーズカードが有利です。ケースバイケースといった所です。
◆比較E・・・ポイントモール
公式カードにはポイントモールはありませんが、リーダーズカードにはJACCSモールを経由してAmazonで買い物をすると0.50%還元率がアップするという特典があります!この差は大きく影響を及ぼしそうです。
◆現時点でのまとめ
カードの利用金額が少額ならば公式カードが有利(年会費無料が効果抜群)ある程度の利用額が見込めるのならばリーダーズカードが良さそうな事は理解できました!でも、いまいちハッキリしません・・・そこで次は、利用金額によってどっちが得するのか?その分岐点を探すべくシュミレーションしてみます。
大きく分けてパターンは4つ
年間を通した月間の平均利用金額が、1万円・2万円・3万円・4.2万円の場合で、それぞれAmazonでの利用金額の割合が1割〜10割といった形で還元率と還元額をシュミレーションしてみます。※年会費込み・公式カードの通常利用(1.00%)Amazon利用(1.50%)を考慮して計算するのでリアルな数字にかなり近い結果が得られます。